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2014/05/23

6..低炭素・循環型社会の構築

6) 農業の再生と環境保全
6)-8 水技術による世界への貢献

b) クエートの水資源確保への貢献
下水処理による水再生利用という点では、クエートでは、首都中心街から西50 kmにあるスレビア下水処理場は一日の処理量が42万5千立法メートルで世界最大の」規模を誇っているプラントです。ここで使用されている高度処理技術は海水からの淡水化でも利用されている日本が開発した逆浸透膜を使った逆浸透法により、水中のナトリウムイオンなどを除去した高度処理水であり、これを農業用水に使っているのです。
この東レの開発した逆浸透膜を利用した逆浸透法は海水からの淡水化プラントでも急増しています。その理由は、従来の大量のエネルギーを使用する蒸留法に比べて温暖化ガス(CO2)の排出量も1/5に低減できるからです。
このように、石油資源の豊富な中東諸国においても、環境やエネルギーコストの意識が高まっており、日本の技術が活躍できる環境が将来に向けてさらに広がっていくと期待されるのです。

このように、日本はこれまでの自由解放型産業構造から、次期成長分野である再生可能な新エネルギー開発、省エネ技術および水技術による地球温暖化防止を目指したサステインナブル(sustainable)な低炭素社会を基盤とした循環型経済産業構造へといち早く転換を進めていくことが重要ではないでしょうか。 このことが、将来の日本経済の成長および世界における競争力を支える基盤となるように思えるのだが。
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小泉構造改革の総括と日本の進むべき道 | Comments(0) | Trackback(0)
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